ふとした機会に、鏡に写る自分の姿に「えっ!」とびっくりし、愕然としたことはないでしょうか。
こんなはずではなかった自分の姿に信じられない思いを持ったことがないでしょうか。
シミはメイクで隠せても、顔のたるみは隠すことはできません。そして、顔のたるみや身体のたるみがその人の全体の印象を老けて見せます。
たるみと戦うために、まずは自分のたるみを自分でチェックしてみましょう。
目次
顔のたるみチェック
顔のたるみを、目もとのたるみ、口もとのたるみ、顔まわりのたるみ、の3つのポイントでチェックしてみましょう。
目もとのたるみチェック
□ 目じりが以前よりも下がってきた□
目じりや目の下など、目のまわりにしわがある
□ 目の下にくぼみがあって影ができている
□ まぶたが垂れ下がって重たい
□ 目が小さくなったように思う
□ 目を大きく見開こうとしても額にしわが寄り目は大きくならない
□ 涙袋(目の下のふくらみ)が大きくなってきた
口もとのたるみチェック
□ ほうれいせん(鼻の横から口角にかけてのしわ)が目立つ
□ マリオネットラインが目立つ □ 笑った時でも口角が上がらない
□ 口を閉じると口角が唇の中心よりも下がっている
□ 口の周りに細かいしわがある
□ 頬の出っ張りが、ほほ骨と下あごの中心より下にある
口もとのチェック方法
正面から見て、頬骨の出っ張っている部分と下あごの部分を結んだ線の中央に、頬の一番出っ張る部分が来るのがきれいなフェイスラインです。
この頬の出っ張りが下のほうに下がってきたら年齢肌、たるみ肌のサインです。
顔まわりのたるみチェック
□ ほほの下のふくらみが下がってきているか、影が出来ている
□ 二重あごであごの下のお肉がつまめる
□ あごのラインがぼやけて輪郭がまるくなっている
□ 最近やさしいかおになったように思う
□ 顔に付いた寝癖のしわが長時間とれない
□ 真横から見るとあごが身体より前に出ている □ 首のしわが多く目立つ
□ 髪の毛をまとめてくくると顔が若返ったように見える
□ 仰向けになると顔の印象がずいぶん違う
□ 肌がいつも乾燥している
生活習慣からたるみをチェック
たるみを、今の症状、クセ、日常習慣の点からチェックしてみましょう。
たるみの症状をチェック
□ 背中が丸くなってきた
□ バストの位置が下がってきた
□ 無意識に口を半開きにしている
□ お尻の筋肉が下がってきた
□ 無意識のうちに口が半開きになっている
くせからたるみをチェック
□ 猫背気味だ
□ よく足を組む
□ 頬杖をつくクセがある
□ 歯ぎしりをする
□ 眉間にシワを寄せるクセがある
□ 眉を持ち上げることがよくある
□ 食べ物を食べる、片側だけで噛むことが多い
□ 腰かける時、浅く腰掛け背もたれによりかかる
□ 食事やテレビを見る時前かがみで背中を丸める □ 洗顔はごしごしとこすってする
日常生活からたるみをチェック
□ 運動はほとんどしない
□ デスクワークが多い
□ 寝るのはほとんど夜中を過ぎる
□ 高い枕を使っている
□ 寝るときはうつ伏せや横向きが多い
□ 肩や首がこる
□ 外に出たり日焼けすることが多い
□ ストレスが多い
□ 入浴はお湯につからないでシャワーですます
□ 人と会話したり、大きな口で笑ったりしない
□ タバコを吸っている
チェックからわかること
どうでしたか? 以上のチェック項目をチェックしてみて、チェック数が多いほどたるみが進行していると言えます。
このチェックは、たるみの現れをチェックするものですが、実はこの中にたるみを改善していくヒントがあります。
たるみは、加齢による肌の老化だけではなく、クセや姿勢や生活習慣と深くかかわっています。
■片方だけで物をかむ、座るときに足を組む、猫背の姿勢、歯ぎしり、頬杖、浅く腰掛けるなどのクセはたるみへとつながります。
■仕事などで長時間パソコンに向かうこともたるみの原因になると言われています。
■またごしごしと顔を洗顔したり、肌への過度の刺激、乾燥などもたるみの原因になります。
■睡眠不足、高い枕、横向きやうつ伏せで寝ること、喫煙、紫外線、ストレスなども肌にはよくありません。
■また食生活でも、ビタミンCやたんぱく質不足はお肌のハリの低下につながります。
このような点で、クセや日常生活の項目でたくさんチェックが付いた方は、これからたるみが進行していく危険性があります。
老化していくのは仕方ないとあきらめるのではなく、これ以上たるみが進行しないように、日常生活に気を付けてたるみの改善・対策をしてみましょう。 まずは今の状態を認識した上でいろいろの視点から考えていきましょう。
まとめ
■ たるみを顔、生活習慣の面でチェックしてみましょう。
■ たるみは、クセや姿勢や生活習慣と関係があります。
■ 今のたるみの状態をチェックして、たるみの原因や改善方法を探っていきましょう。